2018年9月17日月曜日

パソコンテレビ

日本の地デジは世界的にも縛りが厳しい。著作権保護と言う名の下で、B-CAS(ビーキャス)、ARIB(アライブ)などというテレビ局に有利な規制でがんじがらめになっている様です。
そのためか、地デジが普及してもしばらくパソコン用の地デジチュナーは市販されませんでした。
そしていまだに、パソコンTVは問題点が多いです。Windows7では動くが10では動かないとか、アナログ音声は出力はできてもデジタル音声は出力はできないとか、静止画キャプチャが取れないない等…。ピクセラに聞いたところ、「デジタルは劣化しないので完璧なコピーがとれる。それを避けるようにアナログでしか音声出力ができないようにしてある」との事だった。ヒステリックなまでの規制で日本のテレビ界は技術的にも内容的にもガラパゴス化されているように思う。
まあ、パソコンテレビはネット上の口コミを見ると、半分あきらめながら使っているような気がする。時代はテレビではなくネット(YOUTUBEやニコ動等)へ動いている・・・

ノートパソコンに限定すると、USB接続しかないようだ。そして持ち運びを考えるとワンセグかフルセグになってしまう。フルセグで見るにはたぶんロッドアンテナでは電界強度が少ないような気がする。となるとフルセグ使用のUSB接続になるのかな?そうなるとアンテナ接続は必要になるでしょう。

パソコンテレビにするには基本自分ですることが多い。テレビを買って電気屋さんに設置してもらえうようなわけにはいかない。でも、うまく動かせられれば自信につながるでしょうから、やる価値はあるでしょう。

【条件】
  • アンテナ端子(同軸ケーブルの端子)があってそれと地デジチュナーを継ぐ同軸ケーブルが必要です。(ワンセグでよければロッドアンテナでもたぶん大丈夫と思いますが、フルセグは微妙な気がする)
  • パソコンにUSBケーブルでつなぐだけでは見られない。普通ドライバーと視聴ソフトのインストールが必要。たぶんCDか何かでインストールすればできるようになっているのでしょう。プリンターの設定やWifiの設定が出きれば多分大丈夫でしょう。
【注意】
  • パソコンテレビはチャンネルの切り替えに時間がかかる。時には壊れたのかと思うほど時間がかかるときも(1分以上かかるときも)。
  • パソコンTVには規制が多く、あるパソコンでは動くがあるパソコンでは動かないということがよくある(相性問題とはちょっと違うような気がする)。録画の失敗、再生ができない、DVDに落とせない、ブロックノイズがでる、動きがカクカクするなど。OSによって動かなくなる場合もある(win7では動いたがwin10では動かなかったり、別のパソコンでは10でも動いたなど…)。
  • 録画や再生は問題が起きる可能性が大きい(今悩みの種)。
  • ドライバーの起動ミスがよくある。大抵は再起動で直るが。
【良い点】
  • テレビを見ながらパソコンができる。縮小画面にすれば、ExcelをやりながらTVが見られる。(どれでもできるのかどうかは分からないが)まあ、このためにみんなつないでいるんでしょうね。
【他の方法】
実は地デジだけなら電気店ではなく、オームセンターに2万円を切る地デジテレビがある。口コミを見るとパソコンテレビと同じような感じ。でも画面は大きく設定もいらないしね。純国産だそうで今時珍しい。
ただしノートパソコン+地デジチュナーと比べると利用形態は大きく異なります。持ち運びは不自由になりますしね。ただこういうものを視野に置いて考えると、パソコンテレビの利用方法がよりはっきりするかと思います。

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