2019年8月20日火曜日

Windows Tips

昨日の「Windowsバージョン調べ」はうまくいかなかったので補足説明というか、整理してみたいと思います。(家のWindows10 を元にしてあります。バージョンによって表示は変わることがありますので、ネットなどで調べてみて下さい。)

「スタート」→「設定」→「システム」→「バージョン情報」で右のような画面になると思います。右図で設定システムバージョン情報と進んでいることが分かります。

デバイス仕様のにあるのがCPUの情報です。この場合は「Intel社の【Corei7】4770KというCPUでクロックが3.5GHZ ですよ」ということが分かります(TMは®のような登録商標のことだと思います)。Corei(コアアイ)シリーズの7というプロセッサーです。Coreiは現在3,5,7,9とあります。同じIntel社のCPUでもCelelon(セレロン)とかPentium(ペンティアム)などもあります。WordやExcelなど事務用として使う分にはCelelonかPentiumにSSDを付けた方が高価なCPUを使うよりも安く使い勝手のいいものができるように思います。
ノートパソコンの場合は省電力が重視されます。CPUの大敵は発熱です。そのため高熱になるとクロック周波数を下げて(性能を落として)温度を下げるように設計されています。
の実装RAMというのがメモリーのことです。普通4~8GBのものが多いようです。プログラムを起動したり、文書を作ったりするとデータはメモリー上に蓄えられます。ファイルに書き込むとメモリー上のデータをハードディスクに書き込むことになります。
システムの種類に「64ビットオペレーティングシステム、x64ベースプロセッサー」とあります。64ビットというのは高速道路に例えると車道が64レーンと考えると分かりやすいかな。32ビットは32レーンです。1bitはデータの一つ(0,1)です。64個が1度に通れるパソコン(32ビットはレーンが半分なので車が2台ずつで運ばないと64個も運べないことになります。「x64ベースプロセッサー」というのはパソコンが機械的に64レーンでできていますから32ビットよりも倍の道路が使えることになります。一度にたくさんの車(データ)が通れるということです。64ビットのオペレーティングシステムというのはこの64レーンを利用してできるように作られたOS(Windows)です。Windows10 も32ビット用と64ビット用があります。32bitのOSには32bit仕様のソフトは乗りますが64bit用のソフトは乗せられません。逆に64bitのOSに32bit仕様のソフトは乗せられます。
エディッションは種類と言った方がいいのかな。同じ車にも排気量やハイブリッドとかいくつもの種類がありますよね。Homeは家庭用、Proはプロ用、(Enterpriseはビジネス用)など基本は同じでも細かく言うと違いが出てきます。用途によって使い分けるといいと思います。
バージョンは結構複雑です。昔Windows XPというOSがありましたが、XPは商品名で中身のバージョンは6でした。Vistaが6.1、win7が6.2、win8/8.1が6.3だったと思います。
Windows 10になってから「今後バージョンアップはしないで、大型アップデートを半年に1回する」ということになりました。「1803」というのは201803月のアップデート版という意味です。「1809」というのが201809月版で、現在は1903が出ています。これは201903月バージョンです。出るたびに不都合なところがあり修正に追われている感があります。そのためか「アップデートを元へ戻す」ということも更新後できるようになっています(戻せる期限がついていたと思う)。Win10のアップデートはこれまでのバージョン番号とはちょっと違っています。
アップデートを戻す方法
「回復」→「前のバージョンに戻す」で戻せますがこの後が結構面倒です。下手をすると「初期化される」ことがありますのでネットで調べて慎重にお願いします。


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