2022年10月11日火曜日

紙いっぱいにページ罫線を引く

今日「用紙の先端ぎりぎりにページ罫線を引くことはできないか?」という質問を受けました。こうした思ってもみない質問に「図形(イラスト)の枠」を利用できる」と話しました。まあ、枠を使うというのはやってみたことがありますので、すぐに浮かんできました。しかしページ罫線はやり方を説明するだけで、自分で作る文書では使ったことはありません。「紙いっぱいにページ罫線を広げて」という発想そのものがありませんでした。

調べてみると、なんと紙いっぱいの大きさでページ罫線が書けることが分かりました。下のような赤いページ罫線を紙いっぱいに書くことができたので、その報告です。

薄くトンボが見えると思いますがそのずーと外側に引けます。
色は分かりやすく赤にしましたが自由に設定できます。
太さもだいぶ太くできそうです。
絵柄は選ぶだけです。斜線状のものは見つかりませんでしたが、この絵柄を自由に作れるといいのですがね。

作り方は、いつものようにページ罫線のダイアログ(下左図)を出します。
キーポイントは「オプション」です。オプションボタンをクリックすると(上右図の)上下左右の余白設定ができます。用紙からどれだけ内側に設定するかを決めます。0ptにすると用紙の端まで設定できるようです。今日のような文書にするのなら0ptにします。
【 順序 】
「ページ罫線」を開く「設定対象」は文書全体になっている→「色・絵柄・線の太さ」を設定(後でやってもいい)→「オプション」ボタンをクリック→「罫線とページ罫線のオプション」ダイアログが開きます→ここで「余白」を全部0ptにします。「OK」ボタンを押すと設定画面に戻ります。ここでOKをクリック。

いい勉強になりました。

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